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著書の書評掲載のご報告

今年2月刊行の著書、『思春期の子どもと親、それぞれの自立 ―50歳からの学び直し―』の書評が、日本教育新聞(9月9日付)に掲載されました。

下記リンクからご覧ください。

 

鶏鳴学園講師 田中由美子
〒113-0034 東京都文京区湯島1-3-6 Uビル7F
鶏鳴学園 「家庭・子育て・自立」学習会事務局

著書刊行のご報告

2024年3月5日に、著書『思春期の子どもと親、それぞれの自立―50歳からの学び直し―』(社会評論社)を刊行します。https://www.amazon.co.jp/s?k=9784784517633&tag=books029-22

15年ほど前から国語専門塾、鶏鳴学園の社会人ゼミで私自身が学びながら、中学生クラスの授業を担当してきました。
それまでの人生や子育ての中で、いったい何をどう考え、どう解決すればよいのか、たびたび戸惑い、悩んできましたが、授業で出会う中学生たちも、様々な葛藤を抱えています。
そして、彼らの本音や現実に向き合う中で、彼らが抱える問題は、大人たちやこの社会の問題をそのまま映したものではないかと考えるようになりました。それは、私自身がつまずいた問題や、家庭や学校の問題です。

そういった問題の本質と対策について、かつて中学生だった子どもの親の立場からまとめたのが、このたび刊行する本書です。

刊行準備のためにしばらくこの学習会をお休みしていましたが、今夏、本書の読書会から再開します。
日程が決まり次第、ご案内します。

 

以下、本書の目次です。

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第一章 転機

  1. 子どもたちの思春期
  2. 50歳での転機
  3. 「社会人・大学生クラス」(中井ゼミ)での自立のやり直し
  4. 「中学生クラス」と「家庭・子育て・自立」 学習会
  5. 問題に向き合う生き方

第二章 作文を読み合って話し合う授業

  1. 率直に突っ込み合う
  2. 問題を抱える中学生たち
  3. 精一杯の作文にどう応えるか

第三章 小冊子「君たちが抱える問題の本質と、その対策」

○小冊子 「君たちが抱える問題の本質と、その対策」
○教材 「部活、サークル、クラスの行事などの問題」

第四章 中学生たちが抱える問題 学校編

  1. 「いじめ」たことを書いた作文
  2. 他人を傷つけるからよくないこと?
  3. 「自分が傷つくのも嫌」
  4. 思春期に対立は必然
  5. 「傷つけてはいけない」という行き止まり
  6. 相手への疑問や批判は直接本人に言う
  7. 最終目標は自立
  8. 問題の本質を考える練習、言いたいことを言う練習
  9. 不登校は「ズルい」?
  10. 不登校はタブー?
  11. 秘密主義
  12. 部活やクラスにルールがない
  13. 裏ではなく表で対立できる仕組みを
  14. 自立に向かうためのルール

第五章 中学生たちが抱える問題 家庭編

  1. 教育虐待
  2. 中学受験って何だったのか
  3. 「空白」を埋めるスマホ
  4. 学びたいテーマを持つという自立
  5. 「母が絶対権力」
  6. 兄弟や親の問題
  7. 子どもの権利の代行という親の役割
  8. 親子それぞれの自立
  9. 子育て後の第二の人生

第六章 経済成長と「家父長制」の次へ
―  親の、その親からの自立  ―

  1. 父との関係の節目
  2. 親子関係の意味

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関心を持ってくださった方は、Amazonでご購入ください。
https://www.amazon.co.jp/s?k=9784784517633&tag=books029-22

 

※ 本書の下記2箇所の脱字について、お詫びして訂正します。

① 7頁4行目(冒頭)
(誤)「作文に表現したのではないと思います」(「か」の脱字)
(正)「作文に表現したのではないかと思います」
② 131頁5行目
(誤)「子どもには理解できはずがない」(「る」の脱字)
(正)「子どもには理解できるはずがない」

 

鶏鳴学園講師 田中由美子
〒113-0034 東京都文京区湯島1-3-6 Uビル7F
鶏鳴学園 「家庭・子育て・自立」学習会事務局